はじめに ~1歳6ヶ月児に約3週間付き添い入院しました~
こんにちは、働く母nanaです。
皆さんは、お子さんの入院を経験されたことがありますか?
私はこの度、 1歳6ヶ月児の次男に約3週間、付き添い入院することになりました。
入院の概要は以下のとおりです。
○小児専門病院に入院
○入院期間は3ヶ月予定
○生まれつき脊椎(骨の中にある神経)の形成異常があり、将来的に発生する可能性のある障害を軽減するため、手術を行う
▶次男の出産から入院決定の経過について、詳しくはこちらの記事にしました! ▶次男の入院・手術について、詳しくはこちらの記事にしました! ▶入院生活で持っておくと助かる便利家電について、詳しくはこちらの記事にしました!
我が子は、腰部の手術を行いました。閉じようとしている傷を広げないようにするため、抑制ベルトを着用し、ベッド上にあお向けで1週間、過ごしました。
あお向けのまま、食事や洗髪、身体拭き、着替えなど、生活に必要なことは何から何まで行いました。
一方、それ以外の時間は、気が紛れるように母親の私は子どもの相手をしていましたが、これが体力と気力的に結構大変でした。
テレビやYouTubeにも頼っていましたが、それはそれで気が引けてしまっていた私。
そこで看護士さんに「あお向けのまま、どうやって遊んであげればいいか?」と相談したところ、
病院常駐の保育士さんを病室まで連れてきてくれました。
保育士さんから、母親も疲れないような遊びをいくつかご紹介していただき、何とか1週間を乗り切りました!
今回は、保育士さんから紹介していただいた遊びをご紹介します。
同じように、入院生活や療養生活で安静が必要なお子さんがいらっしゃる方のご参考になれば幸いです。
あお向け抑制中(寝たきり)でも遊べるおもちゃ3選
① サンドバック風おもちゃ
腰部の手術だったため、傷が開かないようにねじるような動きはNG
その代わり、手足は自由に動かしてOK
ビニールボールを手でパンチしたり、足でキックしたりして遊んでいました!
動きが制限される毎日ですが、動くことで本人もストレス発散になるのと同時に、
下肢を動かすリハビリの一環にもなりました。
■サンドバック風おもちゃ
<材料>
・荷積み紐(自転車にくくりつけるような、ゴム製のもの)
・輪ゴム
・ビニールボールなど
<作り方>
① 輪ゴムをつなビニールボールなどに結ぶ
② ①を荷積み紐に通していく(設置場所は設置後に変更できるのでここでは適当でOK)
③ 荷積み紐をベッド上部と下部で結ぶ
④ 完成
月齢が低い赤ちゃん(0歳0か月~8か月頃まで)は、メリーやモビールでも気分転換できるかもしれませんね!
② コンパクトなおもちゃ
あお向けで寝ながらおもちゃで遊ぶときには、右側(点滴の入っていない腕側)にやや傾きながらベッドサイドで遊んでいました。
そこで、省スペースで遊べるおもちゃが重宝しました!
たまたま我が子はトミカが好きだったので、写真のようなトミカを走らせられるおもちゃを置いて、片手で車を走らせながら遊んでいました。
1歳半児がベッド中心に寝ながら、快適に遊べるスペース幅の目安は、だいたいA4縦サイズくらいです。(手前の自動車の本がA4サイズ)
これ以上大きいものになると、手を曲げて遊ぶことになり、ちょっと窮屈そうでした。
③ 音の出る絵本
親子で一緒に遊ぶときには、音の鳴る絵本が助かりました!
この本は、ボタンを押すと手遊び歌が流れるもので、手遊び歌の解説が絵本部分に描かれていました。
手遊び歌のよいところは、こちらは何も考えず、口と手を動かせばよいところです(笑)
ぐずぐずしたときにもボタンを押して、何か音楽が流れてくると不思議と気持ちが切り替わってました。
お気に入りは「あたま かた ひざ ポン!」の歌で、身体を触ってあげると楽しそうでした♪
また、大部屋などで音を出すのに気を遣う場合は、スピーカー部分にテープを貼って音量を下げていました。
おわりに ~困ったら一人で何とかせずにプロに頼ろう~
今回は、あお向けで寝たきりの入院生活で助かったおもちゃをご紹介しました!
入院生活にあたっては、自宅からもおもちゃを持っていったが、やはり飽きてしまってました…。
あの時、看護士さんや保育士さんにご相談して本当によかったと思っています。
困ったときは一人で何とかせずに、プロを頼ることの大切さを再認識しました!
同じような状況の親御さんたちのお役に立てたらうれしいです。
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